会期 | 2024年11月3日(日)~2025年2月24日(月) |
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会場 | 人道の港 敦賀ムゼウム 企画展示室 |
料金 | 人道の港 敦賀ムゼウムの入館料が必要です (大人一般500円 小学生以下一般300円) |
主催 | ワルシャワ蜂起博物館(ポーランド共和国) ワルシャワ市 アダム・ミツキェヴィチ・インスティチュート |
共催 | 人道の港 敦賀ムゼウム |
協力 | ポーランド広報文化センター ポーランド共和国外務省 |
ドイツとソ連によるポーランド侵攻から始まった第二次世界大戦。ナチス・ドイツの政策によるポーランド人への迫害、虐殺、拷問…。そのような状況において、ついにポーランド人たちは立ち上がりました。1944年8月1日17時、ポーランドの首都ワルシャワで蜂起が決行されたのです(ワルシャワ蜂起)。武器が不足し、連合国の支援もほとんどない圧倒的に不利な中、ドイツの占領軍に対し、女性や若者を含む蜂起軍が勇敢に立ち向かっていきました。ヒトラーは、蜂起軍の弾圧とワルシャワの徹底破壊を命じ、多くのワルシャワ市民が絶滅計画の犠牲となり、処刑されました。それでも、蜂起軍は熱い想いを胸に、最後までドイツ軍と戦うことをやめませんでした。しかし、同年10月2日、蜂起軍は降伏。63日に及んだ決死の抵抗は、無惨な結果に終わります。ポーランド人の犠牲者は15万人にのぼるともいわれ、美しかったワルシャワの街はドイツ軍により破壊し尽くされました。そして、翌1945年、第2次世界大戦が終結したのです。
廃墟と化したワルシャワですが、戦後、ポーランド人たちによって、戦前の写真や絵などを参考に旧市街が忠実に復元され、現在「ワルシャワ歴史地区」として世界遺産に登録されています。
本展は、忘れてはならない戦争の歴史とともに、廃墟から立ち上がり、近代的でダイナミックな都市となったワルシャワの復興がテーマとなっています。ワルシャワが不死鳥のように甦っていく姿を映し出す映像も必見です。
企画展フライヤー