ロシア革命のシベリアで家族を失ったポーランドの子どもたちは、日本赤十字社などの迅速な活動により救済されました。敦賀に上陸した孤児たちの様子や各地での暮らし、そしてポーランドへの帰国とその後の出来事を紹介します。孤児が残した日記などの史料のほか、ポーランド孤児来日100周年を記念して制作された大型の陶板レリーフも展示しています。
ポーランド孤児のエピソードをアニメショーンで紹介します。
あるポーランド孤児が語る、「敦賀」上陸までの過酷な旅と、日本各地での心温まるストーリー。成長した少年が抱く想いとは-。
15歳の時に敦賀に上陸したヴェロニカ・ブコビンスカさんが当時の出来事を記した日記を展示しています。
孤児たちを受け入れていた社会福祉法人福田会から寄贈された陶板レリーフ。陶板には、福田会園庭に今も残る斜面で撮影されたポーランドの子どもたちの写真が転写されています。
孤児たちの救済の経過や日本滞在時の様子を記した雑誌「極東の叫び」、孤児を紹介する当時の新聞記事、孤児たちを受け入れた福田会育児院が発行していた月報のデジタル化資料を見ることができます。